娘の通う保育園に。
今月はけっこう子供に会ってます。
変装して子供の保育園内における日常の様子を覗き見る、
という企画に参加してきました。
バンダナ、マスク、エプロンで『マスク先生』として潜入。
ミッション・タスクは2つ。
①声を出さないこと。
②正体がバレないこと。
理容界のイーサン・ハントと呼ばれた鈴木、
この不可能指令、完遂させてみせる…!
過去のマスク先生達の働きが良かったのか、
マスク先生の扮装で教室に入ると、いきなり子供が集まってくる。
(ふ…こんなに怪しい人間が闖入してきたというのに、まだまだ子供だな)
さて、肝心の小百合は━━、
小百合、まさかのガン見。
いきなりバレたのか?
ちょっと離れた距離からガン見。
やべえ。すぐに目をそらす。
いや待てよ、バレてるはずがねえ。
なんせまだ名前も覚えられてないんだぜ、俺は。
もう一度小百合を見る。
小百合、めちゃガン見。
…そうか、そういうことか。
合点がいったぜ。
これは遺伝だ。
娘の容姿は、めちゃ妻似。
俺の何が遺伝しているんだろうか、
そんなことに気を揉んだこの2年。
ようやくわかった。
これは遺伝だ。
やべー奴を瞬時に察知する能力。
俺のこれが遺伝している。
小百合、それでいいぞ。
やべー奴は常に視界の中に入れておけ。
お父さん、いつもそうしてる。
マスクにバンダナ、一言も喋らんくせに
なんかニコニコしてる男。
間違いなく、やべー奴だ。
そんなこんなで所定の時間が過ぎて、ミッション終了。
イーサンは無事、ミッション・コンプリートしたのでした。