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最近観た映画を2作。



『ゼロ・ダーク・サーティ』



基本的に諜報機関とか特殊部隊ものが大好きなんだけと


これは途中まで退屈でして。


ストーリーもちんたらしているし、


登場人物も特に魅力がない。


ハズレ引いたな~と思ってたら後半、


もはや画面に前のめりになるぐらいおもろかったです。





ネイヴィー・シールズの屈強な男達の中に見た顔あり


クリス・プラットでした。


この人の声は玉木宏で自動再生されます。





日本ではたまにネットニュースで


○○国が領海侵犯!


みたいなニュースが出るけど


作品中、普通に米軍が軍用ヘリで他国に侵入。


部隊を展開して、作戦を実行し


民間人を殺害して個人資産を強奪し


証拠を爆破して逃走。



いつも思うけど、アメリカって国はめちゃくちゃやるなぁ。



日本に例えるとどんな状況なのか。


北朝鮮に自衛隊が乗り込み、


金正恩を殺害して、その書斎を荒らしまくる感じか。


岸田さんは絶対許可を出さんであろう作戦を、


オバマは命令したようです。






すげーな。









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こっちは本当に観るのがしんどかった。



美しい景色と鬱屈した内容が交互にやってくる。


主人公の年頃と状況が自分に似ていて、


観るのがしんどかった。






「乗り越えられない。辛すぎる。」


というセリフが大きな焦点となるんだけど、


乗り越えられないことって、あるよなぁという感じです。


忍耐が大好きな日本人は


苦労して困難を乗り越えることを美徳とするのだろうけど


乗り越えられないことって、やっぱあるわけで。


それ抱えながら生きていく必要もあるわけで。


人生がハッピーエンドとは限らないんだよなぁと


再確認しました。




主人公がやたらと粗野で


心のもやを暴力で晴らそうとするんだけど、


映像見てるとやべーやつだと思うんだけど


僕も実際、子供と離ればなれになったとき


誰でも良いから喧嘩をふっかけてくれないかなぁ


とか


飲酒運転のトラックが突っ込んで来てくれないかなぁ


とか考えていたので


この主人公の「乗り越えられない」って言葉は


すとんと胸に落ちました。






ま、こーゆー鬱展開の2作品を観たあとは


明るい恋愛ものとか、ミュージカルもの観ると


気分転換になりますな。



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