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長野へ行ってきた。



一泊二日。



以前から「移住したい」と口にしていたら


縁あって松本在住の方と繋がれたのだ。








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移住に関する本格的な調査というよりは


長野で住むってどんなこと?


みたいな話を、杯を重ねながらする旅。




旅はとても楽しかったし、


先方の話は大変参考になった。






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自宅に猫がいる。



こいつを旅行の間どうするか。



少し迷った。



成猫は一泊程度の留守番はできるらしい。



でもどうかな。ファーファは。


甘ったれの人見知り。






いつもの家でじっと留守番と


動物病院で寝泊まりと


どちらのストレスがこいつにとって


負担か少ないのか、なかなか答えが出なかった。










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実は長野旅行は去年の今頃も計画していて


宿も足も準備万端で


さあ明日出発だ、みたいな日に


ファーファは保護されてウチに来た。


当時はまだ赤ちゃん。


状況的に旅行はキャンセルしたのだ。





今回は成猫。


どうするかなーと迷ったんだけど


マイクロチップのことを思い出した。





ペットの体内に飼い主の情報を入れたチップを


挿入する儀式。


素行の悪いジェームズ・ボンドがMに無理矢理入れられて


「アウチ!」と非難するあれだ。


007は手首に入れたけど、猫は肩甲骨の隙間に注射する。


これをやっておけば


仮にファーファが脱走して迷子になっても


僕にたどり着ける。


前からやっておこうと思っていた。


痛みは特にないらしい。






よしやるか。


マイクロチップを入れるために病院へ行き、


その流れで預かってもらう。









当日。


キャリーバッグに入れられたファーファは鳴いた。


たぶん、「出してくれ」みたいなことを


ギャンギャン鳴いた。





許せ。


お前のためでもある。


病院について、こっちも後ろ髪ひかれながら


「よろしくお願いいたします」と頭を下げた。


受付は、いつもの若い女の人だ。


「ファーファ、大きくなったねぇ!」と


大歓迎してくれる。



料金を支払って病院を出るとき


ちらと振り返る。


ファーファも


「どこ行くの?置いていかないで!」


と僕を呼んでいるもんだと思ったら


なんかシッポ振って甘えた声出して


受付のお姉さんに抱っこされていた。





……楽しそうじゃねぇか。


一週間ぐらい放置したろうかな


そんなふうに思ったものです。




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