
飯能にある、ムーミン谷へ行ってきました。

自然に囲まれたテーマパーク(?)で、
くっついているショッピングモールなんかも
全体的に北欧の雰囲気。

派手なアトラクションがあるわけではないけど、
小さな子供は充分楽しめる。

谷には
写真をバンバン撮らせてくれる。
ディズニーランドのミッキーとは違い、
シャッターチャンスのバーゲンセール。

ムーミン以外のキャラクターとしては、
スナフキンやミィがいて、
それはリアル人間。
話しかけてくる。

この写真を撮っているときに、
ちょっとしたやりとりがあり。
小百合の問いかけに答えられなかった。

ミィはカメラを構えた僕に対して
パパ、家と私も入れてよね
みたいなことを言っていた。
ミィが言いそうなことだ。

ただ、小百合はひっかかったようで、
写真を撮った後で、こう聞かれた。
「なんでミィちゃんは、
遼ちゃんのこと『パパ』って言うのかね、
違うのにね」

知らないわけです。
父親が遼ちゃんであることを。
僕が小百合と暮らしたのは6ヶ月間で、
2才になる少し前まで全く会わなかった。
なので、小百合のなかで僕は
たまに会う変なおじさん、という位置付けのようだ。
実際に変だから、間違ってはいない。

遼ちゃんの正体をどのように明かすのかは
ママに任せている。
彼女の考えと都合を尊重しているからだ。
ママはいつも小百合の近くにいて、これからも一緒。
その様子や成長の度合いで判断しているのだと思う。
僕のようにたまに会うだけの存在が、
自分の欲求を満たすために父親であることを話し、
二人の生活や関係性を乱してはいかんなぁと考えています。
最初から伝えておけば良かったなと思うのだけど
母親として考えるところがあるのでしょう。

小百合には申し訳ないなと、いつも思います。
6月は父の日があり、保育園でたぶん何かしら
父の日用の工作とかあるでしょう。
そういう時間、小百合の心の中はどうなっているのか。
ごめん、しか出てこない。